なぜ、インテリジェンス研究室で「警護」を取り扱うか。一つは、私自身、警察庁で警護室長を経験しており警護に関心を持っているためですが、もう一つは、要人警護は国家の安全保障に係わる業務であり、外国ではインテリジェンス機関であるセキュリティ・サービスが担当している例も多いからです。例えば、イスラエルでは、セキュリティ・サービスである「シン・ベト」が担当していますし、旧ソ連ではKGBが担当していました。
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